月とドラムと私

20代女の徒然日記。

いざ寝ようとすると眠れない。昼間はいくらでも寝れるのに。

他の人は悩みを抱えているときどうするんだろう。身近な人に話すだろうか。そういえば大学受験のとき、ある大学の試験の帰り道に、親御さんと一緒に来ている男子学生が前を歩いていて、その子は親御さんに試験内容の細かなことや思っていることなどを話しているのを聞いてて、私は驚いた。普通はみんな親にそこまで話すのかって。私は小さい頃から親戚や親にも無口な子だと思われていたのだけど、私自身は自分をそんな風に捉えていない。実際胸の中に話したいことは山ほどある(それがこうして文字となって表れ出ているわけだけど)。私にそんなイメージが定着したのは多分、話してもみんな私の世界観に理解を示さないと小さい頃から感じとっていたからだと思う。話すと曖昧な返事が返ってきたり、話の論点が違ったり。みんな私の話に無関心なのだと思った。悩みは常にあったけど、いつも心中にしまっておいた。話せば周りの大人は良い助言をくれる。ただ、そうではなくて。自分の気持ちを理解して受け止めてほしかった(贅沢なんだろうか)。悩みを抱えたまま頑張れば、いつか悩みは消えると思った。

ずいぶん成長した頃になって、みんなそれぞれの世界があるんだと知った(パースペクティヴと言うのかな)。私と他の人たちの世界はきっと重なるところが少ないだけで、みんなはみんななりに私の悩みに真剣に向き合ってくれていた。愛ですね。ありがたいことだと思っている。悩みは、頑張ればまたいつか扉が開くときが来るだろう。