今日(日付変わったので昨日)はダンボール箱で眠っていた大学の授業レジュメをファイリングして整理していた。
教養科目と専門科目に分けて、ラベル貼ってファイルが足りなくなったところで一旦終了。一年のときのは大体どこかにいったので、三年分だとプリント1000枚くらいある。終わった頃には手が黒かった。
どうして今そんなことしているのかと言えば、当時の自分をなぞらえて、今勉強してみたらどんな風に考えるんだろうということをしてみたかった。
それはそうと、レジュメを見返していると、当時の感覚が自分を襲う。宗教学はいつもついていくのが大変だったなとか、ゼミはみんなが討論しているのに憧れていたけど最初知識不足で聞いているだけだったなとか。その時は青く苦い気持ちでいても、思い出すと良い記憶だと思える。
そうして考えると物って軽いタイムマシン的役割を果たしていて、私たちは実は日常的にタイムスリップを経験しているなあって。
私は過去に戻りたくはないけれど、こういう追憶は世界が頑張った人にプレゼント用意してくれているんだって思う。
すごく好きな一文「回憶は一種の再会、忘却は一種の自由」(ハリール・ジブラーン)。