月とドラムと私

20代女の徒然日記。

想像するのは自由だから

この頃身の周りの人が年取ったなと思うことが増えた。

自分ももう20代後半なのだから当たり前なのかもしれないけど、私のなかではみんなはまだ昔のままの姿だから、年取ったところを目の当たりにすると戸惑うし、悲しくなる。

例えば寿司屋で向かいの席に座った父の首のしわを見たとき(前はそんなのなかった)。母が風呂上がりに顔のくすみやシミをいつも気にしているとき。祖母がレストランで夢うつつそうにしていたとき。私は普段通りに振る舞って、そっと気持ちを押し隠す。でも気づくと両親や祖母のそういう場面を思い出す。

はっきり言ってどうしたらいいか分からない。自分にはどうすることもできないことだけど。

だから自分の好きな人たちがずっと変わらない世界線に行きたいと思う。